2009年11月30日
先日の土日に,東京で教育実践のレポート発表及び協議会がありました。
自分の割り当てられた分科会は,
小・中・高の校種の教職員が混ざったグループでしたが,
私も含め10人の小集団の一人ひとりの発表を聴く中で,
教育観がある点で一致しているように感じました。
どういうふうな一致かと言うと,
子どもたちの自発的な成長を促すような関わりをしている姿勢を感じたことです。
教師として,時には教師の強烈なリーダーシップによって,
子どもたちの成長を促すこともありますが,
一つの物事をする場合でも,先生の指示に盲目的にしたがって為し遂げることと
子どもたちがその物事の価値を理解し,意欲的に取り組んだ結果成し遂げることとは
同じ結果であっても,その後の成長に与える影響という部分で大きな差があると思います。
自分のレポートも,すぐに結果を出せたような実践ではなく,
どちらかというと,ある程度の成果が出るまでに時間がかかった例でした。
音楽の授業で関わっているので,「いい歌声,いい演奏」の実現を
一つの目指す姿として考えているのですが,
「いい歌声」を作るにも,歌唱技術だけでなく,メンタル面での関わりも大事になってくるし,
「いい演奏」をさせるには,リズムや音程,スムーズな運指,音色,曲想の理解など
様々なハードルを越えた上でしか成り立たないものだと考えています。
そんな中,例えば,ゲーム一つでも「攻略本」に頼り,
じっくり腰を据えて何かに取り組む経験の少ない今時の子に対し,
場合によっては,音楽に対し,強烈な苦手意識を持っている子どもに対して,
音楽を通した達成感を味わわせるのは,生半可なことではなかったです。
やっていることと言えば,何かの活動に取り組む中で,
ちょっとした成長を,教師が気づき,認め,子どもたち本人も自覚する,
この日々の地道な積み重ねだけです。
逆に,短期集中で学力がつけば,効率の良さという点で素晴らしいことだと思いますが,
子どもたちの達成感や満足感の伴わない付焼刃的な学力であれば,
時が経てば忘れ去られてしまうことが多いと思います。
そういう学力しか身につける機会がない子がいるとすれば,
それは,すごく可愛そうなことのような気がします。
スポーツ界では,
「記録に残る選手」と「記憶に残る選手」という言い方も時々耳にしますが,
今回のレポート発表&協議会を通して,今後の教員生活では,
「記録に残る学力」よりも「記憶に残る学力」を身につけさせていきたいなと
改めて,そう思ったところでした。
「記憶」に残った結果,「記録」にも反映されれば,それは究極の理想になりますが…
まだまだ,教師としての修行の日々は続きそうです・・・
自分の割り当てられた分科会は,
小・中・高の校種の教職員が混ざったグループでしたが,
私も含め10人の小集団の一人ひとりの発表を聴く中で,
教育観がある点で一致しているように感じました。
どういうふうな一致かと言うと,
子どもたちの自発的な成長を促すような関わりをしている姿勢を感じたことです。
教師として,時には教師の強烈なリーダーシップによって,
子どもたちの成長を促すこともありますが,
一つの物事をする場合でも,先生の指示に盲目的にしたがって為し遂げることと
子どもたちがその物事の価値を理解し,意欲的に取り組んだ結果成し遂げることとは
同じ結果であっても,その後の成長に与える影響という部分で大きな差があると思います。
自分のレポートも,すぐに結果を出せたような実践ではなく,
どちらかというと,ある程度の成果が出るまでに時間がかかった例でした。
音楽の授業で関わっているので,「いい歌声,いい演奏」の実現を
一つの目指す姿として考えているのですが,
「いい歌声」を作るにも,歌唱技術だけでなく,メンタル面での関わりも大事になってくるし,
「いい演奏」をさせるには,リズムや音程,スムーズな運指,音色,曲想の理解など
様々なハードルを越えた上でしか成り立たないものだと考えています。
そんな中,例えば,ゲーム一つでも「攻略本」に頼り,
じっくり腰を据えて何かに取り組む経験の少ない今時の子に対し,
場合によっては,音楽に対し,強烈な苦手意識を持っている子どもに対して,
音楽を通した達成感を味わわせるのは,生半可なことではなかったです。
やっていることと言えば,何かの活動に取り組む中で,
ちょっとした成長を,教師が気づき,認め,子どもたち本人も自覚する,
この日々の地道な積み重ねだけです。
逆に,短期集中で学力がつけば,効率の良さという点で素晴らしいことだと思いますが,
子どもたちの達成感や満足感の伴わない付焼刃的な学力であれば,
時が経てば忘れ去られてしまうことが多いと思います。
そういう学力しか身につける機会がない子がいるとすれば,
それは,すごく可愛そうなことのような気がします。
スポーツ界では,
「記録に残る選手」と「記憶に残る選手」という言い方も時々耳にしますが,
今回のレポート発表&協議会を通して,今後の教員生活では,
「記録に残る学力」よりも「記憶に残る学力」を身につけさせていきたいなと
改めて,そう思ったところでした。
「記憶」に残った結果,「記録」にも反映されれば,それは究極の理想になりますが…
まだまだ,教師としての修行の日々は続きそうです・・・
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